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積極的に農産物のブランド化や雇用促進!自らの手で大規模に 石田・農園「石田定伊」さん

2017年05月08日

積極的に農産物のブランド化や雇用促進!自らの手で大規模に 石田・農園「石田定伊」さん

提供写真:みんなの農業広場(http://www.jeinou.com/)

今回ご紹介するのは黒石市の野菜生産者石田・農園 石田 定伊(いしださだよし)さんです。

■ 石田・農園の歩み

農園の三代目となる石田さんは県外で会社勤めをしたのちに23歳で帰郷し、
先代が守り続けてきた1町歩強の畑を10倍以上の面積に拡大してきました。

石田・農園は、青森県黒石市の厚目内地区という山間部、約400mの標高に
位置する農園です。降雪量が多いと言われる黒石市の中でも、
八甲田山系の中腹に位置するこの地域はさらに雪深く、積雪が2mを超えることもある
豪雪地帯で冬季は雪で閉ざされます。
石田・農園は夏でも日中も30度超えることが少なく、朝は10度行くか行かないかの
冷涼な気候のこの地域で試行錯誤を続け、開墾しながら、約70年以上続く
歴史ある農園です。

■ 代表の石田さんが目指すところ

農産物のブランド化
青森の名水百選に選ばれている、“厚目内の寒水”を使って野菜のブランド化を
進めている石田さん。収穫後、この寒水で野菜で野菜を洗ったり、散布したり
することで、差別化し強みとしています。
特に石田さんのほうれん草は各所から評価が高く、昼夜の寒暖差の大きい環境の
畑でじっくり育ち、収穫後、寒水で〆られることで味わいが増して日持ちも良い
と言われています。

積極的な雇用促進
このように、野菜のブランド化を図ることで、確実にファンを増やして、
販路を拡大してきたことで、安定した雇用を進めています。
石田さんは広い農地で経営していくために、積極的な雇用を進めていますが、
冬季期間には生産ができなくなるため生産だけでなく、自農園の商品を
自らの手で届けられるように自前の物流を確立し、年間雇用にも
勤めています。

6次産業化
また、自農園で生産した農産物を加工して商品を作る6次産業化にも積極的です。
こうした一貫した取組は雇用の促進にも繋がっています。

■ 石田・農園の農産物

寒水ほうれん草 収穫時期:5月中旬~10月中旬
アスパラガス 収穫時期:5月中旬~9月中旬
雪の下にんじん 収穫時期:10月中旬~11月下旬
とうもろこし 収穫時期:9月中旬~下旬
石田・農園の農産物はコチラ

どの農産物も“厚目内の寒水”を用いたり、高冷地ならではの昼夜の寒暖差に
当たって甘みが増した石田・農園ならでは、の農産物です。

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