農産物のニッチな市場を開拓するクローバー農園「赤石敦」さん

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注目の農家さん

農産物のニッチな市場を開拓するクローバー農園「赤石敦」さん

2016年08月08日

今回ご紹介するのは、青森県弘前市でチョロギや毛豆を始め、
ニッチな市場で深い共感と需要を喚起する『クローバー農園』の赤石敦さん。

農業を生業にしようと考えたとき、通常であれば、売れる野菜
(日常的に需要が高い品目)の栽培を優先したり、いかに効率的に
作るかという視点を第一優先で進めることが多いと思います。
赤石さんは上記の点だけでなく、面白さや、珍しさ、まだ誰も
手を付けていない隙間になっていたような農産物を好んで作っています。

その中の一つが「チョロギ」です。
「チョロギ」は長寿につながるということで
長老木・長老喜と書かれ、おせち料理などにも使われますが、
ニッチ過ぎることと、栽培に時間がかかるために日本ではほとんど
作られていない現状があります。
そこに目を付けた赤石さんは、日本の中では多くチョロギを
生産している大分県まで研修に行くほど力を入れ、栽培品を
漬物に加工するまでに至っているそうです。
おせちなどで使われるときは縁起を担ぐ意味があり、鮮やかな
色合いに染色されることが多いチョロギですが、赤石さんは一生産者として
合成着色料・保存料等を使用せず、消費者の方に安全・安心な商品を
お届けすることも心がけているそうです。

「チョロギ」の他に…

夏の収穫
・「ブルーベリー」　7月～

秋の収穫予定
・種だけを食べる「ぺぽかぼちゃ」 9月～
・濃厚でひょうたんのような形をした肌色皮の「バターナッツ」かぼちゃ　9月～
・高杉在来の「毛豆」　9月中頃～
・手で皮がむけるカブ「もものすけ」10月～
・高栄養価「ハックルベリー」　10月～

冬の収穫予定
・アントシアニンが含まれる「紫白菜」　11月～
・雪中でじっくり甘みを蓄える「雪ノ下大根」　12月～

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変わったお野菜お探しの方はクローバー農園の赤石さんが作っているかも！？
是非、農産物のニッチな世界に興味がある方はクローバー農園さんに注目です！