青森の農家・農産物情報ハーベストマーケット

初雪が降ったかと思えば辺りは一気に冬景色のこちら青森です。
真冬並みの寒波の中、りんご農家は収穫・選果に大忙しです。

さて、本日ご紹介するのは青森県黒石市のりんご農家、あずま農園の「東 正貴」さんです。
東さんはもともとは青森県外の雑貨屋さんの店長として勤務されていましたが、
20代の後半、100年以上続く実家のりんご栽培に興味を持ち、
その面白さに魅了され現在に至ります。

そんな東さんの趣味はモトクロス。メンテナンスまですべて自分でこなすなど
機械にはめっぽう強く、農業機器の修理まで自分でこなしてしまいます。
また、高校で学んだデザイン経歴を活かして農園の販促物制作も手掛けています。

りんご栽培においては、また土づくりにこだわり、剪定したりんごの枝をチップにし、
堆肥とあわせて発酵させたものを混ぜ込むことで土中の微生物を活性化させ、
土そのものを元気にするように心がけています。
園地は標高約100ｍというりんご栽培に最も適しているといわれる場所にあり、
昼夜の寒暖の差がりんごに適度なストレスを与え、甘さを引き立たせます。
その環境に加え、樹上完熟させてりんご本来の甘さを最大限に引き出します。

今後、青森のりんご農家は高齢化によって激減すると見込まれております。
東さんは、このまま青森県のりんご栽培の技術や歴史が途絶えてしまわないように、
若手の農家で今までの仕組みをより良いものに変えていく必要があると考えています。
そのために、新しい挑戦に加え、今以上に「味」を追及していくとお話しされていました。

そんな東さんは先日ATVの取材を受け、11月15日（金）朝10：00～放送の「おしゃべりハウス」にて
放送が決定しました。こちらも是非チェックしてみてください。
そして11月16日（土）～11月17日（日）に開催される「黒石りんごまつり」にも参加されます。

最後になりますが、12月6日（金）～12月8日（日）に大阪で開催される、
旬の青森りんごはもぎたてで食べるとこんなに美味しいんです！
を伝えるイベント『りんごの惑星』。こちらにも参加される東さん。今後のご活躍にご期待ください！

◇関連リンク
PLANET OF THE APPLES 「りんごの惑星」
「りんごの惑星」Facebookページ
黒石りんごまつり