旬のおすすめ農産物

ふじの前に!青森県の珍しい「中生品種のりんご」達

2017年10月10日

ふじの前に!青森県の珍しい「中生品種のりんご」達

青森県はりんご生産量、出荷量共にナンバー1、
青森県のイメージは“りんご”が出てくる方も多いのではないでしょうか?

青森県ではたくさんのりんご品種が開発され、いろいろな中生品種が
出回っています。
生産上の都合や、品種特性上、出回りにくいという都合から
あまり首都圏には流通されないりんごもたくさんあります。

【りんごの収穫時期別大分】
極早生品種:8月~9月
早生品種:9月上旬~下旬
中生品種:10月上旬~下旬
晩生品種:11月上旬~

今日は多くのりんご品種が収穫される今のシーズンに完熟を迎える、
中生品種を用途別にご紹介いたします。

---------------------------------------
≪中生品種りんごをもぎたてで!10月に収穫されるりんご≫

元祖アップルパイ向きりんご
* 紅玉(こうぎょく)
収穫時期:10月上旬

強めの酸味があり、火を加えても酸味がしっかりと残り濃厚な
甘さもあるため、クッキングアップルとして、今も昔も人気の高い品種です。

プレゼントにしても喜ばれる世界一の大玉りんご
* 世界一(せかいいち)
収穫時期:10月上旬

ふじと比べて一回り大きく、絵入りりんごとしてもつかわれることが
多いりんごです。大きいサイズが外国の方からも人気で、輸出にも
人気の高いりんごです。

トッピングにも最適・製菓用としてもおすすめ
* 千雪(ちゆき)
収穫時期:10月中旬

切り口が褐変(色が変わらない)しないりんごとして製菓用にも人気の
高いりんごです。皮は水玉模様のような斑点が特長的です。

丸かじりにおすすめの、霜降りりんご
* おいらせ
収穫時期:10月中旬

果肉には霜降り肉のような蜜が入る、果汁がとても多いりんごです。
果肉が柔らかくなりやすいので、出荷シーズンしか出回りません。

---------------------------------------

その他にも、スタンダードな品種“ふじ”に隠れた、
特長ある中生品種のりんごがたくさんあります。
“ふじ”がスタンダードになったのには、優れた貯蔵性や味のバランスなど、
様々な理由があります。
流通の都合上、完璧でないが、それぞれの個性あふれる中生品種の中でも
皆さんのお好みを見つけていただければと思います。

旬のおすすめ農産物一覧へ戻る

お問い合わせ

農家・生産者、農業関連団体・農業従事者の皆さん。自慢の農産物を掲載して販路拡大しませんか?お気軽にお問い合わせください。お電話の方は、TEL0172-34-9710まで。

お問い合わせフォーム